ディアマンテ宮前のこだわり日記

2010年11月アーカイブ

最近しみじみ、この仕事をやっていて幸せだなと思うことがあります。


それはもちろんディアマンテのお客様のこと。


 


最近、この2~3年来られてなかったお客様が、またディアマンテにご来店下さったり、ちょっと大人のおしゃれな新規のお客様が増えてきた。


 


東京進出の頃から、ディアマンテは姫系と勝手にイメージを固められてしまった。


確かに東京店は、比較的若く可愛い着こなしをされるお客様が多く、それはそれでディアマンテに多大な利益をもたらし、みんなに愛されるブランドならそれで良いか...


と納得したような、しないような気持ちだった


 


 


が、ここ1年くらいで姫ブームも一段落、本来のディアマンテらしい商品も少しずつ増えてきた。


 


可愛いながらもお上品で女らしく、そして着ると誰でもボディラインが綺麗に見える...


ディアマンテの洋服はここ一番という時に自分を最高に見せるのに撰ばれる洋服でありたい


ずっとそう思っているから、試着室から出てきて鏡の前に立ったお客様が


[とってもラインが綺麗ですね!]


そう言って喜んで下さるのが一番嬉しい。


 


お洒落な大人の女性のお客様がディアマンテのワンピをさらりと着こなして下さってる姿が美しい


 


ちょっと食事に行く、とかにこのワンピ良いわね~と買っていかれる。


 


リピートして下さるところを見ると、いろんな所でそのお洋服ステキですね!と言われているに違いない。


 


過去に色々なファッションを経験してきたひとにはパターンが悪いとか素材が良くない服はすくに解る。


着ていて着心地が良くなく一度着たらイヤになる。


 


良い服はずっと着れて、いつ着てもやっぱり可愛いなと思えるデザインの服だと思う。


 


やっぱりディアマンテは可愛いね!と昔ながらのお得意様に笑顔で言われることが嬉しい...


初めてのお客様に、「実際に見るほうが、ずっと良いですね」


と言われるのが何より満足


 


ディアマンテブランドは来年で10周年だけど、20周年もディアマンテワンピでお店に立って迎えたいなと思うマネージャーです。


 


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ニットキャップもディアマンテならエレガントっぽいね☆


 


 


 


☆☆☆ディアマンテーズLOVEマネージャー☆☆☆☆

紅葉屋形船~の巻

また、月に一度の楽しみな日がやって来た。


僕が一番好きな両側に庭が見える部屋。


紅葉のバランスが絵のようだ。


 


今日は食事前に渡月橋から保津川までを(大堰川と呼ぶらしい)舟からゆっくり紅葉を眺めながら往復する。


 


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吉兆の提灯を誇らしげにぶら下げた僕たちの舟は羨望の的...


 


ちょっと嬉しい


紅葉2.jpgのサムネール画像


 


お月見の時と同じ、担当のまりこさんがお酒とおつまみを運んで一緒に乗ってくださる。


前と違うのは、小さな手炙り用の火鉢があることだ。


 


見た目も風流だがちゃんと炭が入っていてとても温かい。


 


こんな細やかな気遣いが吉兆だなあと思う。


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とても寒い日だが、ゆっくり熱燗で暖まりながら川を下る...


 


冷たい風も気持ち良くずっとこうしていたい気分だ。


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毎回吉兆の門の前で女将と2ショットを撮るのも僕の決め事。


 


門の景色も季節ごとに変わるが、女将の着物も毎回ステキだ。


今日は淡い青磁色の着物に紅葉の柄の帯が可愛い。


 


女将と出会ってから和服の女性がとても気になる。


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もうずっと月に一度しか休みを取っていないが、その一日はとても充実している。


 


渡月橋から見る嵐山の景色は若い頃には見えなかったものが見える。


大人になるということは素晴らしい。


 


来月は師走の京都...


 


また、今から楽しみにしている


 


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☆☆☆ディアマンテガールLOVE宮前☆☆☆☆


 

バルドーと同じくらい、そのメイクやヘアスタイル、ファッションが、世代を越えて多くの女性にフィーチャーされている女優、と言えば、オードリー・ヘップバーンとカトリーヌ・ドヌーヴである。


ヘップバーンはあまりにもスリムなそのスタイルのため、ポッチャリ派には敬遠されてしまう。


日本人の多くの女の子はポッチャリ派に属している


 


女の子は、自分もあんな髪型、メイクをすれば近づけそうなひとに憧れる。


 


スリムであることが最大の魅力のオードリーには到底近づけない。


 


バルドーは完璧な美人ではない。


前歯に少し隙間が有って、それを隠すために下唇を上に持ち上げるように笑い、その表情が小悪魔的な魅力となったというエピソードがある。


 


小悪魔なら私もなれるかも...


と女の子はお手本にしやすい。


 


ドヌーヴはどうか?あの金髪とセクシーさ、女としてのグレードの高さ...完璧で真似するというより手の届かない女、という感じだ。


だが、ドヌーフ゛は今現在も現役で映画にも出演し色んなところに現れるが、かなり太って貫禄のあるマダムとなっている。


 


が、あの金髪やメイク、ゴージャスなドレスは変わらない。


 


昔の美しい姿のイメージを壊したくないと晩年、公の場には出なくなった女優も多いが、年をとって体型が変わり、シワが増えても堂々と、華やかにみんなの前に出て来れる自信のある女性、そんなドヌーヴに魅力を感じる。


 


私の好きなファッション、は私のイメージ。


何歳になっても自分の好きなスタイルを貫けるのは、今までの自分の人生が素晴らしく満足のいくものだったからではないか...と僕は思う。


  


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ドヌーヴのリボンスタイルが可愛い☆


 


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ドヌーヴワンピを着る時はこのヘアでね!


 


 


☆☆☆ディアマンテーズLOVE宮前☆☆☆

通い出してからちょうど一年になる嵐山吉兆が、今年もミシュランで星を獲得した。

ミシュランの星は、もちろん料理の味だけではなく、お店の雰囲気、接客サービスすべてである


 


 


 


1-2.jpg1-1.jpg嵐山吉兆でいつも担当してくれている、まり子さんは動作がとても美しい。

玄関で迎えてくれるときのお辞儀の仕方、部屋に案内してくれるときの歩き方、お茶や小鉢の出し方...

ひとつひとつの動きが、流れるように優雅で見とれてしまう。


1-3.jpg料理を味わうということだけではなく、ゆっくりした時間そのものを丁寧に丁寧に作り上げて


くれる。


そんな心いきが初めて訪れたときから何も知識のない僕たちにも伝わる


 


 


担当のまり子さんは京都で茶道を習っていて、その奥深さにハマり、それを生かせる仕事


 


がしたいと吉兆で働きだしたそう。


僕はまるで外国人みたいに何もかもに感動する

行く度に、もっと深く知りたくなる。

というか、嵐山吉兆の良いお客になりたいと思ってくる。

キメ細やかな配慮や、良い器や部屋のしつらいなど、それに対する自分の知識がなけれ


ば値打ちがわからない。


わかるひとにしか、わからない日本独特の奥ゆかしいもてなしをされる値打ちのある自分


になりたいと思う

年を重ねるにつれ勉強したいが次々出てくる。

知らないことを知る楽しみがまだまだあることが嬉しい。


 


そして大好きな憧れの女将さん・・・


 


1-4.jpg先日は宝塚観劇の帰りにわざわざスカイビル店にお立ち寄りくださった。


 


老舗の女将は優雅で仕事熱心、とても素敵な女性である。


 


11月の楽しみは紅葉・・・今月もまたよろしくお願いいたします