ディアマンテ宮前のこだわり日記

みなみちゃんに初めて会ったのは面接の時だった。
新宿店でケイコちゃんから買ってくれている可愛いお客さん、とは聞いていたけれど、どんな女の子かまったく知らなかった。

真っ白な小悪魔コートを着て、みなみちゃんは現れた。
第一印象は背が高くてスタイルの良い美人タイプだなぁと思った。

が、いくら綺麗な女の子でも話を聞いているうちに(このひとは無理だなぁ・・)と判断するときもある。
美人でなくとも話を聞いているうちに(良い子だなあ)と思えてくることもある。
元々のカタチも大事だが、入社して3ヶ月も経てば大概みんな可愛く派手に変身していくものだ。
しかし、服は好きでも接客には向いていないという性格のひともたまにいる。

みなみちゃんは美術系の学校出身で、自分の描いた絵と、卒業式のときのマリーアントワネット風のドレスを着た写真を面接のプレゼンとして持参していた。
実をいうと絵はなんだか暗い色調で、結構オタクなのかなあと一瞬感じた(?)
けれど学校の友達や家族と一緒の写真なども見せてくれて、色々話をするうちにオープンな明るい性格なんだとすぐ好印象を持った。

アントワーヌワンピを卒業パーティで着た写真もなかなか可愛かった。
もう何人もの人を面接してきたけれど、初対面で相手をどんなひとか見極めるのは本当に難しいものだといつも思う。

結局、決め手はちょっとしたひと言だったりする。
みなみちゃんの場合は、面接のときに言ったこの言葉で決まった。
それは・・・

「私はディアマンテの古株って呼ばれるようになりたいんですicon_exclamation.gif」だった。

(絶対頑張りますicon_exclamation.gif)とかよりもずっとユニークで、そして心に響いた。
「古株」は決して悪い言葉ではない。「重鎮」と置き換えてもよい。

古株=会社の顔といっても良い大切な存在だ。
入社してからのみなみちゃんはメイクやヘアがどんどんバージョンアップ、そして知らない間に驚くほどスリムになっていった。
人気の出る芸能人ほど、あっという間に別人のように綺麗になっていくように、みなみちゃんは短期間で一般人から特別な人に変わった。
なんだかもうすでに「古株」のような落ち着きと貫禄がある。

新しいスタッフがディアマンテのショップに初めて立ちだした時は、なんとなくお客さんなのかスタッフなのかわからない曖昧な感じに見えるが、段々立っているその周りがパッと輝いて見えるようになってくる。

ディアマンテオーラが出てきたそのときから「古株」への道が始まるのである。
本当の【古株みなみちゃん】になる日を心から楽しみにしている。

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みなみちゃんおめでとうicon_exclamation.gif

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新宿店3人娘も入社当時とは別人のようicon_exclamation.gifディアマンテに入社するとみんな可愛くなるね

毎年
13日から14日に変わる瞬間...
僕自身も携帯を持ちながら何となく緊張icon_heart.gif
携帯の時間が14日・午前0:00分になると、瞬く間に7人のお祝いメールicon_exclamation.gifそれから順々に。
いつから始まったのか~確か何年も前から...でも僕が誰かの誕生日に午前0:00分にお祝いメールをしたのが、きっかけです。

仕事の時間は終わっているのに携帯を持ちながら、お祝いの言葉、可愛いデコメを用意して午前0:00分を待つ姿が目に浮かび心にジーンときます。
お祝いメールを贈る人、戴く人、誰もが経験して人から人へ幸せを与えるメールもイイですね。

今回の1位は新宿店の
茜ちゃんでしたicon_exclamation.gif
2位の名古屋店の茜ちゃんが、悔しげなのが可愛いかったです。

7人の中に退職した桂子ちゃんからのメールも有りすごく嬉しかったです。
桂子ちゃん、瞳ちゃん有難う御座いましたicon_exclamation.gificon_exclamation.gifそして隆子様も有難う御座いました。

僕にとって、どんな高価なプレゼントより午前0:00分のメールが宝物です。

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神宮前店エリカちゃんからのプレゼント・DOLCE & GABBANA のカード入れ嬉しいicon_exclamation.gif

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神宮前店ヨウコちゃんからのプレゼント・いつも豪華なメッセージパネルicon_exclamation.gif時間かかったでしょうね。

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神宮前店チアキちゃんからのプレゼント・まだ誕生日会してあげてないのにプレゼント頂き有難うicon_exclamation.gif

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新宿店アカネちゃんからのプレゼント・ヒョウ柄のメッセージカード可愛いicon_exclamation.gifいつかカラオケ行きましょうね。

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新宿店ミサキちゃんからのプレゼント・水玉ピンクのメッセージカードが可愛いicon_exclamation.gif

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新宿店ミナミちゃんからのプレゼント・メッセージカードのヘラクレスに憧れますicon_exclamation.gif

第324回 幸せの誕生日・午前0:00分~の巻

第324回 幸せの誕生日・午前0:00分~の巻

1月1日に初詣に行く、というのはもう何年ぶりになるか・・・

何故か昨年から、とても恋しくなった京都、に行きたいから元旦の初詣を思いついたのかもしれない。
ずっと忙しかったので大晦日の夜はマンダリンスパでゆっくり過ごした。
1月1日の早朝から京都に向かう。
途中、名古屋を過ぎた岐阜羽島から関が原は大雪icon_exclamation.gif 

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 地元の方は大変だと思うが、こんな景色を余り見る機会がないのでなんだか得をした気がする。
お正月気分が盛り上がってくる。 

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またもや、嵐山吉兆。
お正月の第1食目には、やはりここがふさわしいと思う。 

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 初めに、黒豆、数の子、からすみ、ごまめ御節の定番が少しだけ出るが、最高に吟味されている。
もう最近は"吟味された、ほんの少し"しか食べたくないのだ。
嵐山吉兆の、どの料理も"吟味された少量"であり、それがとても気に入っている。

今年は、本当に美味しいものだけを食べることに決めている。
この年齢になるとカラダにもそのほうが良さそうだ。 

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吉兆の女将に教えて貰った、すぐ近くの野宮神社へ。
竹林がずっと続いていて空気が澄んでいる。 

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社はこじんまりとしているが、風情のあるとても良い神社である。 

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少しだけ並んで、無事お参りすることができた。
おみくじは大吉である。

僕はやっと最近、日本人がずっと昔から続けていたことが、すべて意味のあることだと解るようになってきた。
元旦だけは仕事も休み、澄んだ空気に触れ、心静かに祈る。
神社は日本人の心の拠りどころなのだなあと思う。
沢山のひとが京都に訪れるのは、誰もが、ここに来ると何故か気持ちが静まるからなのであろう。

2010年もまた、僕は変わることなくディアマンテとともに、留まることなく前方に突き進んでいかなくてはならない。
たまに心を休めたいときの、最良の場所が、今のところ京都である。
"和"というものにもっと触れて、人間の原点に戻り、常に新たな気持ちでモノ作りをしていきたいと思う。

今年は昨年よりもっと素晴らしいディアマンテにするつもりです。
皆様どうぞよろしくお願いいたしますicon_exclamation.gif  
新年 開けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


2009年は"使い捨て"と"復刻"がキーワードだった。
コンタクトレンズやメイク落とし、お掃除用のシートなど、一回ごとに使い捨て出来て、お手入れ不要という、日常生活に便利な使い捨てものは大歓迎だ。
が、ファッションの使い捨てはどうだろう?
ファストファッションなどと一見お洒落そうな言葉でごまかされているが、じつは使い捨ての洋服のことなのだ。
安いからといって買っても大切にしょうという気持ちにはならない。

使い捨てが流行る一方で"復刻モノ"もブームである。
スタバなども昔のお店を再現したり、コーヒーを1杯づつ丁寧に立てる昔のやり方を復元してみたり・・

大量生産でコストを少なく、均一のサービス、大システム化が進み、手のかかるもの、作り手の気持ちが伝わるモノに希少価値を感じるようになってきている。
色々なものを体験してきたひとほど、最後はそこに行き着くのである。
長く人気のあるものは、やはり何かが優れているからだと思う。

ディアマンテでも最新ばかりが売れると限らず、以前のものを復活してほしいというご要望を良く頂く。
以前に僕が作って、そのときはあまり受け入れられなかったものも2~3年経って、すごく人気が出たりすることも多く、とても嬉しく感じる。
1点、1点を大切に作ってきているので、どのデザイン、どのプリントにも愛着がある。

2010年は、もっと吟味された"手のかかる"商品を、1点ずつ大切に作っていきたい。
使い捨ての世の中だからこそ、後世に残るものが今大事なのだ。
そしてディアマンテブランドをずっとずっと輝かせて行きたい。これが2010年の目標である。
 
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ディアマンテスタッフ全員で同じ方向に突き進んで行きたいと思います。
今年もよろしく!