ディアマンテ宮前のこだわり日記

第322回 2010ディアマンテは特別!~の巻

新年 開けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


2009年は"使い捨て"と"復刻"がキーワードだった。
コンタクトレンズやメイク落とし、お掃除用のシートなど、一回ごとに使い捨て出来て、お手入れ不要という、日常生活に便利な使い捨てものは大歓迎だ。
が、ファッションの使い捨てはどうだろう?
ファストファッションなどと一見お洒落そうな言葉でごまかされているが、じつは使い捨ての洋服のことなのだ。
安いからといって買っても大切にしょうという気持ちにはならない。

使い捨てが流行る一方で"復刻モノ"もブームである。
スタバなども昔のお店を再現したり、コーヒーを1杯づつ丁寧に立てる昔のやり方を復元してみたり・・

大量生産でコストを少なく、均一のサービス、大システム化が進み、手のかかるもの、作り手の気持ちが伝わるモノに希少価値を感じるようになってきている。
色々なものを体験してきたひとほど、最後はそこに行き着くのである。
長く人気のあるものは、やはり何かが優れているからだと思う。

ディアマンテでも最新ばかりが売れると限らず、以前のものを復活してほしいというご要望を良く頂く。
以前に僕が作って、そのときはあまり受け入れられなかったものも2~3年経って、すごく人気が出たりすることも多く、とても嬉しく感じる。
1点、1点を大切に作ってきているので、どのデザイン、どのプリントにも愛着がある。

2010年は、もっと吟味された"手のかかる"商品を、1点ずつ大切に作っていきたい。
使い捨ての世の中だからこそ、後世に残るものが今大事なのだ。
そしてディアマンテブランドをずっとずっと輝かせて行きたい。これが2010年の目標である。
 
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ディアマンテスタッフ全員で同じ方向に突き進んで行きたいと思います。
今年もよろしく!