ディアマンテ宮前のこだわり日記

難しいからずっと続けられるんですね・・・の巻

販売の仕事に就いて、もう30年近くなる。


マルイのお店に立っていると全館の中で私が1番年上?と時々我に返ってしまうことがある。


といって別に恥ずかしいとか思うわけでは無く、(まだイケルよね♪)と自分で納得している。


若くてカワイイ女の子のスタッフもちゃんと居るので、看板娘になる必要は無い。


 


(まだイケルよね)という根拠は販売という仕事がやればやるほど奥深いものだからだ。


正しく言うと、まだまだ出来ていないな・・と思うからずっと続けたくなる。


 


色んな職種の色んな立場のお客様が来られて、(〇〇に行く時に着ていく洋服)を一緒に


選ばせていただく。


初デートに着ていく服と言われたら、自分もそんな時を思い出してワクワクしたり、同窓会


に着ていくのはどっちが良いかな?とか聞かれたら、自分だったら久しぶりの同級生にどう


見られたいか真剣に考えたり・・


 


この仕事をする楽しさであり難しさである。


 


お客様は、そのとき求めている自分のイメージにピッタリな洋服に出会えたら、ああ満足の


いくお買い物をした・・という気持ちになれる。


またこの店で、このブランドの服を買おう


 


イメージが伝わらず、気に入ったものが無かったら、無駄な時間を費やした・・と思われる。


 


私自身も買い物をするとき、〇〇を買おう!と決めているわけではなくても、販売員の方が


その日の私の気分にぴったりなものを勧めてくれたら、とっても嬉しい。


欲しいと思っていなかったのに、オススメしてもらって(買ってよかった!)という時はもっと


嬉しい♪


 


反面、気に入らない商品ばかり持ってこられたら疲れてくるし、何でこれを私に勧めるの?


と腹が立ってきたりする。二度とその店には行かないわ!と思う。


 


何も言わなくても、その人に合うもの、欲しがっているもの、イメージしているものをオススメ


するのがプロなのだと思う。


自分が買い物をするときはそう思うのに、自分が販売をしていてそれが出来ているのか?


といつも不安になる。


お買い物を終え、笑顔で帰っていかれるお客様を見送りながら、本当に気に入って頂けた


かな・・と心配になる。


 


この間のお洋服、すごく評判良かった!とか気に入って毎日着てるよ!とか言われると、


とても嬉しくなる。


 


でも一番嬉しいのは、ずっと長く通って下さるお客様だ。


 


長くお店に立っているからこそ、そのお客様が、ずっと来てくださってることがわかる。


 


特に新宿店はスタッフより、お客様のほうがディアマンテ歴が長い方が多い。


 


若いスタッフが古株になるまで、私も日々努力を重ねていきたい。


 


 



 


★★★ディアマンテLOVEマネージャー★★★